カール・セーガン博士は神と語っているだろうか

ニュース - 科学&宇宙 - カール・セーガンを振り返る - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ) この記事を読んで、カール・セーガン博士のことを思い出した。長くNASAにおいて惑星探査計画や宇宙の生命体探査を率い、ボイジャー計画を…

「ファイナル・カット」 もしも人生のすべてを記録出来るチップがあったら・・・。

近未来。人は人生のすべてを記録できるチップを脳に埋め込んで生きている。死ぬとそれが取り出され、一遍の映像に編集されて、追悼セレモニーで上映される。ロビン・ウィリアムズ演じる主人公は、その映像の編集を生業としている。人生の全てが記録されてい…

沈黙が怖い

二人で会話している時、それもあまり親しくない人と二人だけの時は、会話が途切れて沈黙の一時が流れてしまうことがある。初々しいカップルなんかだったら、その一瞬を「天使が通り過ぎた」なんてロマンチックな表現で言うこともあるが、多くの場合は、初々…

3年前のあの日の連続ツイート

3年前の3月11日。会社にいて帰宅難民となった私は、川崎駅まで十数キロを歩いて、川崎駅地下街アゼリアで一夜を明かした。その時のことは今でも鮮明に憶えているけれど、当時はツイッターを頻繁に使っていたので、生々しいそのときのつぶやきを、ここにも留…

「undo」 岩井俊二監督の異色作

「花とアリス」、「四月物語」に続いて、Huluで鑑賞。岩井俊二監督は、「花とアリス」では蒼井優、「四月物語」では松たか子と、それぞれに主演女優の魅力を瑞瑞しく引き出していた。「undo」は、前二作の女子高生や女子大生の甘酸っぱい青春物語ではなくて…

噂のお店の塩ラーメンは癒やされる味だった。

JR石川町駅から関内方面に、ラブホテル街を横に見る線路沿いの路地を抜けたところに、その店はある。「濱塩らぁめん」おそらく女性だったら、夜は一人で通りたくないような道。あまりにも立地が悪すぎるのだけれど、土曜日の昼下がり、カウンターだけの客…

最低賃金で募集。何か問題でも?

ワタミグループの居酒屋で、各都道府県の最低賃金と同額の時給でアルバイトが募集されていることが、4日の参院予算委員会の小池晃副委員長の質問で明らかになりました(表)。小池氏は「十分に体力がある大企業が最低賃金ギリギリで雇用しているような状態を放…

誰かが私に知らせてくれた

昨日の会社でのこと。 残業途中でトイレに行ったとき、ふと「あの人に研修の講師を頼むメールを送っただろうか?」ということが浮かんできた。席に戻って確認してみたら、やっぱりメールの送信先からその人が抜けていた。 実は、こういうことは過去にも何度…

腰痛の原因は「怒り」なのだそうだ。

最近、会社にいる時に限って、腰が痛い。ということに気付いた。同じパソコンに向かっていても、家にいるときは痛くないので、会社の椅子が悪いとかそういうことかなと最初は思っていたのだけれど、いや、まてよ、これはもしかして・・・。と思うところがあ…

気がつけば、パソコンでブラウザしか使っていない

自宅のPCを立ち上げると、すぐに起動するのが、WEBブラウザのChromeだ。まず、メールチェック、そしてニュースチェック、フェイスブックやツイッターのチェック、気が向いたらブログを書く。Huluで映画を見る。そんなPCを使っての日課は、全てChrome上で…

「死ぬのを恐れて 生きることができない」

「おもひでぽろぽろ」は、高畑勲監督作品の中では私が珍しく好きな作品である。この映画は、「痛い」のだ。いろいろと。この映画の随所に散りばめられた、「痛さ」が、自分が実際に今までの人生の中で経験してきた「痛さ」と通じるものがあるのだ。その「痛…

「四月物語」 岩井俊二作品を続けて見てみた。

1998年。松たか子の映画初主演作品だったらしい。冒頭、駅のホームで娘を見送る父親役として、松本幸四郎がちょこっと出演しちゃってるのがご愛嬌。松たか子演じる主人公は、東京の大学に入学するために北海道から上京し、一人暮らしを始める女の子。内気で…

現地で初めて肌で感じることができる、その国の真実

日本に留学していたある中国人の手記から。 私が出会った日本人はみな素晴らしかった。日本社会には文明と秩序が根付いている。私はそこで温かい援助を受け、心からの笑顔を見た。私は日本でばかにされたと感じたことはなかった。自分の生活がしっかりしてい…

「花とアリス」

先週の北海道出張中の夜、ノートPC+Huluで見てみた。蒼井優と鈴木杏。実力派の若手女優二人が演じるのは、女子高生の親友同士。これがとても自然でリアルなのだ。桜の花の下を二人ではしゃぎ回る様は妖精たちが遊んでいるようにも見えたかと思えば、初恋の…

エライんじゃない、シアワセなんだ。

苦しかった。辛かった。 病気を乗り越えて。 不幸を乗り越えて。それを褒め称える人が多いけれど、 ちょっと違うんじゃないかと。今まで、それを乗り越えてやってきたのは、好きだったからだろう。 それでもやりたかったからだろう。そのことの方が大事じゃ…

プレゼンを評価する立場だった時のメモ

数年前に社内の昇格試験の面接官をしていた時のメモが昔のブログにあった。 今は役職停年拝命オヤジなのだが、当時はなかなか良いことを言っていたのでここに記しておきたい。 ・自信のない者ほど口数多くダラダラしゃべる。 ・言葉少ない者は自信があるか、…

Chrome OS はやっぱりChromeそのものだったようだ。

一昨日のエントリで、 Chrome OS というのは、つまりそのブラウザをOSにしちゃったということだろうか? Chromebox クラウド時代のPCはこれでいいのかも。 - weekend_todo v2.0 と書いたのだけれど、 Chrome OS は、基本的にはブート可能な Google Chrome We…

走れるのに走らない電車の謎

昨日の東京は記録的な大雪で、地下鉄を除く東京じゅうのほとんどの鉄道が止まったり、大幅な遅延を発生して大混乱だった。私が乗っていた下りの京浜東北線は、複数箇所のポイント切替器の着雪の影響とのことで、間欠的に動いたり、動かなかったりを繰り返し…

Chromebox クラウド時代のPCはこれでいいのかも。

デスクトップPC でありながらストレージ容量がスマートフォン並なのは、Chrome OS がアプリケーションはGoogle のウェブサービスを、データはGoogle Drive に保存することを前提に開発されており、PC 内蔵のストレージは高速動作やオフライン時のキャッシュ…

人生の長調と短調

音楽の話だが、メジャーとマイナーというものがある。長調と短調とも言う。メジャーは明るい感じ。マイナーは暗い感じ。これは良い、悪いではない。どちらもある。ただ、それだけだ。そして、音楽を演奏するときは、メジャーでも楽しいし、マイナーでも楽し…

舞い上がる落ち葉たち

朝、通勤途中の用水路脇の並木道にて。前方の木から落ち葉がハラハラと舞い落ちているのが目に入った。おや? すっかり葉が落ちた枯れ木のはずなのに、あんなにたくさん葉が落ちるとは?と思って近づいたら、舞い落ちる枯れ葉と見えたのは、実はたくさんの雀…

「フィッシュストーリー」音楽が本当に世界を救っちゃった話。

当時まだ早すぎたパンクで売れなかったバンド。 「あなたは今夜運命の人と出会う」と予言された気弱な青年。 眠っていて修学旅行中にフェリーを乗り越してしまった少女。一見無関係で、時代も違う、複数のエピソードが平行して進み、途中まで、いったいどん…

どれだけ行動するかが人生を決める。

行動すれば人生が変わる。それは昔から真理なのだろうけれど、その反応速度というか、反応の敏感さみたいなのが、最近、上がってきていないだろうか。ちょっと前は、「そうは言うけど人生そう簡単に思ったようにはならない」 と訳知り顔でいう人の方が正しい…

私が最近ブログをなかなか書けない理由

以前のVer.1ブログを書いていた時は、毎日更新していたのだが、当時はそれ以外のツイッターやフェイスブックをやっていなかったので、その後であれば、ツイッターのつぶやき程度の、字数で言えば140文字にも満たない記事を投げたりしていることがあった。で…

「神との対話」から聞こえてきたこと

神との対話―宇宙をみつける自分をみつける (サンマーク文庫―エヴァ・シリーズ)作者: ニール・ドナルドウォルシュ,Neale Donald Walsch,吉田利子出版社/メーカー: サンマーク出版発売日: 2002/04メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 80回この商品を含むブログ…

【続】パラレルワールドに行って帰ってきたイヤホン

前回のあらすじ ポケットにイヤホン入れてたはずなのに無くなっていて、服と鞄のあらゆるポケットを探しまくったが無くて、落としたかと思って、もう1回最初のポケットを探ったら、あった。何度探っても無かったのに。どう考えても超不思議。 これについて前…

パラレルワールドに行って帰ってきたイヤホン

どう考えても不思議なのだ。あれから、毎日ダウンのコートを着るたびに、胸のポケットに何度も手を突っ込んでは、やっぱりおかしいと首をひねっている。先週の土曜日にあるセミナーにでかけて、その帰りのことだ。りんかい線の座席に座った私は、さて音楽で…

アマゾンがついにSFの世界に突入

米アマゾン、注文前に商品出荷するサービス検討中 | ガジェット速報この記事中にもそう書いてあったけれど、もはや何を言っているのか分からないレベル。(笑)アマゾンのお急ぎ便は、朝注文すれば夕方には届いたりするので、常々すごい、そこまで急いでくれ…

残業の量を評価に組み込む計算式

「時間内に仕事をしっかり終わらせる」ということは普通に評価すべきことではある。小学校や中学校の頃を思い出して欲しい。遅くまで教室に残って居残り勉強をしている人よりも、さっさと課題を終わらせて家に帰る人のほうが「できる」人ではなかっただろう…

地獄というものは子供だましの脅しに過ぎない。

先日、Huluでこんな映画を見た。1960年の新東宝の作品。主人公は、泥酔したヤクザ者を轢き逃げしてしまうが、罪の意識はあっても自首することはできない。そればかりか、復讐しに来た女やつきまとう友人も、不慮の死に追い込んでしまう。その主人公も結局は…