飲み会が終わった後、帰ってきて思ったこと
今日は会社の飲み会があって、気持ち良く飲んで、話して、そして、帰ってきた。
ここまで書くと、当たり前で、何一つ面白みもないのだが、若かった頃は、気持ち良く飲んで、話して、そして、カラオケ行って、終電乗り遅れて、タクシー乗って、何千円も取られて、帰ってきた。
とか、
気持ち良く飲んで、話して、そして、カラオケ行って、朝まで飲んで、声が枯れて、眩しい朝日に目をしばたかせながら、始発で帰ってきて、頭がガンガン。
とか、そういうパターンが多かったので、年を取ってきて、長い時間テンション上げることが出来なくなってきたということはあるけれど、まあ、大人の飲み方が出来るようになってきたかなと思うのだ。
若い頃は、1次会終わって、そのままじゃあねと言って帰ることが出来なかった。
付き合わないと悪いと言うよりも、付き合わないヤツと思われることを怖れていたということがあるかも知れない。
実際は、皆酔っ払ってるから、誰がどこでいなくなろうとも、たいして気にしてないんだけどね。
でも、帰れない。
2次会に行っても、身のあることはそうないんだよね。流行りの歌で盛り上がって、それは、楽しいことは楽しいけれど、それだけ。
結局、何か、虚しいものを残しているから、3次会行くか? となったときに、帰るに帰れないのは、付き合いとか、そういうことより、自分が満たされてないからなんだよね。
もう、そういう飲み会のパターンから脱することが出来て、良かった。
寂しさを抱えたままで、飲み会に参加しちゃいけない。
でも、若いときは、自分がそうして飲み会に参加しているということに気付かないんだよな。
かくいう私自身、これを書いていて、今、気付いた位なのだから。
若い、飲み会に幸あれ!
存分に、楽しさも、そして、寂しさも味合うのがいい。
それが人生にぐっと、コクと深みを加えてくれると思うから。