拓郎と小田和正の違うところと共通点

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金曜夜のNHKBSの番組、吉田拓郎YOKOSOのゲストが小田和正だった。

この二人が一緒にいるのを見るのは多分初めて。

この二人が「同期」だったとは思わなかった。拓郎の方がずっと先輩だとばかり思っていた。
拓郎は、エレックレコードでのレビューアルバムから知っているのだけれど、小田和正、つまりオフコースについて私が初めて知ったのは、杉田二郎のソロデビューアルバムで、バックコーラスをやっていた時だったから。杉田二郎の太い声の後ろで、繊細で美しい歌声が聞こえていたのを憶えている。

拓郎と小田和正。この二人は声質も曲の雰囲気も、曲作りの仕方も何もかも違う。

拓郎は感性と勢いで一気に作ってしまうタイプ。小田は緻密に積み重ねて作り上げていくタイプ。

それは出来てくる楽曲を聞いても、誰もが想像出来る通りだ。

だけど、二人に共通していることもある。

それは、誰も真似できないということだ。真似することに意味がない。独自の世界を築いている二人。

何はともあれ、私にとっては、この凄い二人の本音の話を聞くのはとても面白かった。