有楽町ガード下のラーメン屋で昭和を味わう。
ちょっと前のことだが、午前中だけのセミナーに行った帰り、暑い日差しを避けるためにガード下の路地を歩いた私は、映画のセットと見紛うばかりの、昭和の世界にタイムスリップした。
そこで出会ったのが、「谷ラーメン」という店。
シンプルな東京ラーメンが好きな私が、昼飯時に通りかかった、東京と有楽町の間のガード下にあるレトロな雰囲気のラーメン屋を通り過ぎる理由は無かった。
太め、硬めの麺にオーソドックスな醤油味。でもいわゆる東京ラーメンとはちょっと違う、何というかもう少し濃くて、厚みのあるような味だった。きっと、昭和の昔から、全然変わっていない味なのだろうと思ったら、歴史の重みが味になっている気がしてきた。
美味しかった。この付近に行くことがあったら、また食べたいと思う。