「お願い」したら電車の席が空く率がハンパないのは、決して席を譲られていたのではないことが証明された。
長いタイトル申し訳ない。
ちょっと前に、「宇宙オーダー」ということを知った。それは、宇宙に本気でお願いすれば、必ずそれは実現する。という、いわゆる「引き寄せの法則」の実験編のようなやつなのだけれど、「本気でお願いする」というのは意外と簡単ではなくて、どうしても「いやそうは言っても実際無理だろ」という気持ちになってしまう。そういう気持ちになってしまうと、それは「本気」じゃなくなるので結局叶わない。
だから、すごくシンプルで簡単なことを「本気でお願いする」ことをやって、それが実現するという体験をすることによって、これが本当なんだ!と理解する「実験」をすることがよいと言う。
その一つの例として、電車に乗って席が空いていないとき、
「席を一つ空けて下さい」
とお願いする。とても単純で分かりやすいことだけれど、だからこそ、本気で思うことが出来るし、願いが実現したかどうかが即座に分かる。
で、これを毎日の通勤電車でやってみた。
電車に乗って、席が空いていなかったら、つり革に掴まりながら、
「席を一つ空けて下さい」
と念ずる。
すると、不思議なことに、1駅から2駅の間には、目の前の席が空いて、座ることが出来るのだ。
最初は、まさかと思ったのだけれど、何度も繰り返しているうちに、いやこれは実際本当だぞと思い始めた。
そういうことをFacebookに書いたら、友達から、「それは単に席を譲られているだけなのでは?」というコメントを頂いた。
うーん、確かに年寄りだから、そういうこともあり得なくはないかなと思っていた。
ところが、今日は、そう思っていたのを覆すことが起きたのだ。
いつものように通勤の帰り道。
南武線に乗っている時、
「席を一つ空けて下さい」
といつものように念じたのだけれど、何故か今日はそれが効かず、座ることが出来なかった。
おかしいな?今日は効かないのは何故だろうと思いながら、川崎駅から京浜東北線に乗りかえた。結構混んでいて、つり革もほぼ全ての人が掴んでいるような状況だったのだが、
私が乗ったドアのすぐ横の席が何故か一つ空いていて、その前に立っている人も、何故か座ろうとしない。
隣の人が変な人だとか、席が汚れているとか、そういう理由は何もないのに、私が乗ったドアのすぐ横の席が、まるで私を待っていたかのように空いていたのだ。
決して、私を見てから誰かが席を立ったのではない。私が乗り込んだ時、最初からその席が空いていたのだ。
不思議な驚きに包まれながら、ありがたく座らせて頂いたのだが、もしかしたら、今日のこの出来事は、「誰かが席をお前のために譲っているのではない」ということを宇宙が私に示すために仕組んだのかも知れないと思った。