あなたが秘密諜報員であれば、指紋認証は逆に危ない。
今度発売されるiPhone5Sには指紋認証機能が搭載された。
パスコードロックの代わりに指紋認証。
すると、早速こういうツイートがあった。
寝てる間に勝手に彼氏の指にiPhone触らせて中身見れるね
— ゆいたゃんにゃん(ナルチョマ) (@yui_tang) September 10, 2013
これだから女は怖い。
いやいや、天才である。
ともあれ、これは一つの問題提起であると捉え、果たして指紋認証は従来のパスコードロックより安全なのか否かを考えてみた。
まず、iPhoneをどこかに落としてしまって、誰かが拾ったとした場合。
パスコードロックだったら4桁の数字なので、最大10,000回根気強く数字を入れていればいつかは解除出来る。そこまでやるやつがいるかどうかは別として。
しかし、指紋認証だったら、その指紋を持ってこない限り、絶対解除出来ない。
即ち、指紋認証最強!と思える。
では、次のケース。
あなたが某A国の秘密諜報員であり、あなたのiPhoneには某A国の超機密情報が保存されていて、それを某B国の特殊工作員が狙っているという場合。
あなたは突然襲われ、某B国の特殊工作員のアジトに拉致される。
そして、iPhoneに保存されている超機密情報を出せと迫られているのだ。
ここで、パスコードロックだったら、最大10,000回根気強く数字を入れていればいつかは解除出来るのだが、某B国の特殊工作員はそこまで気が長くない。
あなたは死にも勝る激しい拷問を受けた末に、きっと4桁の数字を言わされてしまうだろう。
しかし、指紋認証だったら、その指紋を持ってこない限り、絶対解除出来ない。
・・・のだが、その指紋は拉致されたあなたの手にある。
あなたは椅子に縛り付けられているが、必死に暴れ、なんとか親指を敵に掴まれないように抵抗する。
しかし、多勢に無勢。あっと言う間に、あなたの親指はiPhoneのセンサに押し付けられてしまうだろう。
と、いうことで、あなたが秘密諜報員である場合は、指紋認証機能に頼らない方が無難だと思う。
あ、それと、彼女や奥さんに見られたくない情報をiPhoneの中に保存している場合も。