多摩川で土の道を歩く
仕事が昼までで終わったので、会社の近くの多摩川沿いを歩いて帰った。
土の道である。
そう思ってみると、土の道をのんびりと長く歩ける場所って、都会の中ではなかなかない。
この多摩川河川敷は、お気に入りの場所だ。
晴れた土曜日の午後にここをのんびりと歩いていると、何ともいえない幸せというか、安らぎを感じるのだ。
ここでなら、今、地震が来ても怖くない。何も、おそれるものがない。
空と土の間、そして静かに吹きすぎる風と、暖かな日差し。
そこで時間を気にせず、のんびりと歩いて、後は帰ればいいという休日の午後。
健康であること、こんなささやかな幸せを心から感じることができる、我が心。
そして、この地球の慈しみに、感謝。