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実写版「魔女の宅急便」が意外に良かった。

お正月なので、気楽に見れて元気の出る映画がいいなと思って、iTunesのレンタルでこの映画を見てみた。

あのジブリの「魔女の宅急便」の実写版ということで、全然期待しないで見始めたのだが、冒頭のキキの住む家や集落の描写を見て、その懸念はもういらないと確信した。

舞台はいちおう、日本のようなアジアのある国ということになっているらしいが、アニメのように地中海あたりのどこかの外国ではなくて、日本人が演じることの不自然さを感じないように、でも全体的に漂うファンタジックな無国籍感がととも心地よい世界だった。

パン屋さんの建物も、人々の服装も、カラフルな町並みも、そして動物園のカバがかかった病気の名前すら、現実感がなくて、温かな夢の中の世界にフワフワ漂っているような、心地よさ。

この世界を、アニメと違うとか、説明が浅いとか、そんな冷めた目で見ちゃいけない。ファミリー向けのファンタジー映画なのだとわかった上で、楽しまなくちゃいけない。

ストーリーはアニメと同じように魔女の修行のために訪れた街で主人公のキキが色々な人との出会いや挫折を経験して成長していく物語だが、個々のエピソードはアニメとはかなり違う。それもそのはずで、この映画はアニメの実写化ではなく、アニメの原作となった小説の実写化なのだそうだ。

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しかしこの映画で一番に語るべきは、なんといっても主人公のキキを演じた女優、小芝風花だろう。

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原作での設定とは違い、実際は16歳ということだが、あどけないキャラなので違和感はない。とにかくほうきに乗って元気に飛び回る彼女が、とてもカッコ良くて、可愛くて、爽快なのだ。

トンボもおソノさんも、皆、いい味だしていた。

公開時は興業が大コケだったとの話だけれど、私は好きだなあ。この映画。

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