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「インターステラー」感想を書くのがもどかしい映画

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前評判どおり、すごい映画ではあった。

ワームホールブラックホールを使っての旅の描写は、良く言われているように「2001年宇宙の旅」や「コンタクト」を彷彿とさせる。確かにその部分の映像の美しさと迫力は素晴らしいのだけれど、この映画が重厚なのは、主題が、「愛」であって、SF的設定や考証は、あくまでもそれを表現するための舞台設定だということだ。

ただ、そう書くと、宣伝文句のように、「ああこの映画は、地球を救うという使命をもって宇宙に旅立つ父と娘の愛の映画なんだな」と思ってしまわれそうなところが、非常にもどかしい。

でも、「アルマゲドン」と同じような映画だと思ってこれを見ると、綿密で正確な科学的考証にもとづいて描かれた、超辛口のハードSFでもあるという部分で、かなりついていけなくなるという気がする。

少なくとも、一人のヒーローの冒険や献身によって、地球が救われる。というような小さなレベルではなくて、地球を救うのは、もっと大きな、それは次元すら・・・おっと書きたくてもこれ以上はネタバレになりそうなので書けない。

時間、距離、重力、次元といった宇宙を構成するいくつかの重要な要素そのものが、人間の「愛」、そして「実存」というものを考えるための壮大な舞台設定として活かされているということだ。

実は、この映画で、今まで自分が思っていたことが、初めて科学的解釈をもって映像として見せてもらったということで一番気に入っている部分があって、だからそこのことを一番書きたいのだけれど、これについては別のタイトルで、そのうちそっと、書くとしよう。

本当に、この深い映画の表面をなでるような感想しか書けないのがもどかしい。こんな思いをした映画も初めてだ。



映画『インターステラー』最新予告編 - YouTube


ところで、映画を見て、「あそこのところ良く分からなかったので説明してほしい」という方はこちらに良い記事があったのでご紹介させていただきます。(映画を見終わった方のみご覧ください)