英語にはない、日本の美しい言葉
『いってらっしゃい』『いってきます』に秘められた【言霊の力】 | 【WAVAL(ウェイバル) 】話題の波を起こすサーフメディア
を読んで。
日本の言葉って、本当に美しい。と胸の熱くなる思いがした。
「いってきます」=「行って、必ず帰ってきます」
「いってらっしゃい」=「行って、無事に帰ってきてください」
「ただいま」=「ただいま、無事戻りました」
「おかえりなさい」=「約束どおりお帰りくださって、ありがとうございます」
という意味なのだ。
英語には、「いってきます」に相当する言葉はないらしい。
特攻隊員が出陣するときの挨拶は「いってきます」ではなく、
帰らない決心「いきます」だった。
彼らも、日本の言葉の美しさを理解して、それを大事にしつつ、死地に向かっていったのかと思うと、なんともやるせない。
私は、大林宣彦監督の「あした」という映画の1シーンを思い出した。
高校生の女の子が自転車で家を出るとき、心配した母親に、こう言うのだ。
「いってらっしゃい」って言って。
「ただいま」って帰ってくるから!
日本の美しさを数多く描いてきた名監督も、やはり日本の言葉の美しさをきちんと描いていた。
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2001/07/25
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 60回
- この商品を含むブログ (16件) を見る