「引き寄せの法則」は、既に終わった試験結果を変えることができるかという考察
先日の日曜日、CDAの1次試験が終わった。
正直、結果は微妙。勝率は五分五分といったところである。
もちろん、試験結果を有利に運ぶため、試験前には宇宙にオーダーを出していた。
「私が得意な問題が出ますように」
でも、それはあまり叶えられた気がしない。結構、乏しい記憶力の袋を懸命に絞り出して、なんとか字数を埋められた感じだ。
で、ふと思ったのであるが、
「引き寄せの法則」があるとして、宇宙にオーダーを出す場合、
既に終わった試験に対して、
「試験に受からせて下さい」
というオーダーは、果たして有効になるのだろうか? ということである。
何故ならば、答案は提出した時点で確定しており、採点基準もあらかじめ厳密に決まっているとしたら、そこにどんな力が加わろうと、結果は変わりようがないのではないか。
ということだ。そうであるとすれば、試験前に「私が得意な問題が出ますように」と願ったことも、既にその前に試験問題は作成されて印刷済みなので、いまさらしょうがないということにもなる。
もう、終わってしまった試験については、結果は動かしようがないので、心配しても仕方ないし、祈っても仕方がない。
でも、果たして、そうなのだろうか?
と、ふと思ったのである。
もしかしたら、数知れないパラレルワールドに数知れず存在する自分の中には、迷った四択問題の答えを違った答えにした自分もいたかも知れない。
その結果、その自分は、他の宇宙にいる自分より1点多く取っているかも知れない。
その1点差で合否が決まる瀬戸際だったとしたら。
「試験に受からせて下さい」
と必至にオーダーすることで、その1点上のパラレル宇宙に転移できるとしたら。
試験が終わったあとであっても、その宇宙に転移して合格になることもありえるんではないか。
パラレルワールドの世界においては、既に決まった未来などというものはないのだ。
「あきらめるな」
とは、つまりそういう宇宙の真理だったのかも知れない。