Chromebookがやってきた(その3)
ちょっと間が空きましたが、
Chromebookがやってきた(その1) - weekend_todo v2.0
Chromebookがやってきた(その2) - weekend_todo v2.0
の続き。
Chromebookが他のノートパソコンと大きく違うのは、そのOSであり、OSはブラウザのChromeそのものなので、Chromeブラウザでできる以上のことはできない。というのは前回までのおさらいだが、もう一つ今までのノートパソコンと決定的に違う点がある。それは違うというよりも、この考え方こそがこのChromebookの存在価値であるともいえるものだ。
それは、データの保存はすべてクラウドに。ということだ。
ローカルストレージは16GBのSSDのOSが占める部分を除いたわずか10GB程度。つまり、ローカルストレージはあくまでも一時的なバッファに過ぎず、ストレージはGoogleドライブを使えということなのだ。
その思想は、Windowsでのエクスプローラにあたる、Filesというアプリを起動してみるとわかる。
ユーザがアクセスできるフォルダは、「Googleドライブ」と「ダウンロード」の2つのみ。パソコンの中のフォルダと同じような扱いでGoogleドライブが見えるようになっている。
「ダウンロード」というフォルダが、ローカルストレージだ。Chromeから何かをダウンロードするとここに保存される。もちろん、「Googleドライブ」と「ダウンロード」フォルダ間でのデータの移動やコピーは自由だ。
ちなみに、USBメモリを挿した時には、「ダウンロード」フォルダの下にUSBメモリがフォルダとして現れる。このあたりは分かりやすい。
このように、ChromebookというのはGoogleドライブの使用が前提になっているので、母艦としてWindowsのパソコンを使っている人は、そちらでもできるだけGoogleドライブを有効に使うようにしていけば、極めてシンクロナイズされた「持ち出し用マシン」としてChromebookが役立ってくれると思う。
今日のところはこのへんで。
次回はまたいつ書くか分からないけれど、おそらく最終回で、全体的な使い心地とかの感想を書いてみたいと思う。
エイサー C720 クロムブック (11.6インチ, Haswell micro-architecture,メモリー4GB) (メモリー2GB)
- 出版社/メーカー: Acer
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログを見る