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走れるのに走らない電車の謎

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昨日の東京は記録的な大雪で、地下鉄を除く東京じゅうのほとんどの鉄道が止まったり、大幅な遅延を発生して大混乱だった。

私が乗っていた下りの京浜東北線は、複数箇所のポイント切替器の着雪の影響とのことで、間欠的に動いたり、動かなかったりを繰り返していた。

このようなとき、いつもアナウンスされるのは、

「後続の列車が来ないので、後続の列車が来るまでこの列車も当駅で運転を見合わせます」

という内容だ。

いつも、これは何故だろうと思っていた。後続の列車が来なかろうと、自分が走れるなら早く走って、待っている乗客を少しでも早く送り届けるべきじゃないのか。何故待つ必要があるのか? 寒いし、早くドア閉めて発車してくれないかなあ。

しかし素人がそのように考えても、これにはちゃんとした理由があるはず。ということで帰ってから調べてみた。

特定の列車が遅延すると、遅延した分だけ駅で列車を待っている乗客が増加して乗降に時間が掛かるようになり、さらに遅延が拡大していく。一方でその後の列車は前の列車との間隔が詰まって駅で待っている乗客が少なくなるために乗降時間が短くなり、何も手を打たなければどんどん早くなって前の列車に追いつき団子運転となってしまう。このために運転間隔を調整し、各列車に均等に乗客が分散するようにして、遅延の拡大防止を図っている。
運転整理 - Wikipedia

なるほど。

もし、私が乗っている列車が後続の列車を待たずにすぐ発車してしまったら、その駅では次の列車がなかなか来ないので乗客が膨れ上がり、次の列車が来た時の乗降時間が大幅に増える。その影響でさらに全体の遅れが雪だるま式に後続の列車に影響してしまうわけだ。

そういえば確かに、これほどの状況でないときでも、非常に混んだ列車を1台やり過ごすと、次の列車はガラガラであることが多い。若干の列車遅延でもそのような影響が出るのだから、昨日のような状況では確かに、極力列車の間隔が等間隔になるようにしないと、大変なことになる。

素人考えで文句を言っていては恥ずかしい。記録的な大雪のおかげで一つ賢くなれました。