「変わる」と言うことは本能に反することを無理矢理やることなのだから大変なのだ。
2年前のつぶやきを何気なく見返していたら、
しか(7)無能力とは、つまりは「慣性の法則」ということ。社会を変えようとするものは、全ては今までの方向に惰性で進むという基本原則を見つめなければならない。自分にだって、慣性の法則がある。相も変わらずやっていたら、そりゃあ楽だよ。変えるためにはよほどの覚悟がいる。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) September 17, 2011
この茂木先生のツイートに触発されて、私がこんなことを連続ツイートしていた。
「人は人を変えることは出来ない。」これは真実。でも変化と言うのは実は、自分の力では出来ないのではないか。恐竜からほ乳類に変わったのも、地球規模の環境変化があったからだ。生き物は全て、「今までと同じように生きようとする」と言う本能を持っていて、変わろうとはしないものなのではないか。
— TODO (@tod0) September 17, 2011
「変わろうとしない本能」があるとしたら、それはその方が種の保存に適しているからのはず。確かに子孫を産み、育てるには安全で安定した環境が必要だ。本能はその環境を求めていると言うことだろう。つまり「変わる」と言うことは本能に反することを無理矢理やることなのだ。だから大変なのだ。
— TODO (@tod0) September 17, 2011
こんな日本がなかなか変わらないのも、「変わらない方が安心だから」なのだ。毎年春になれば同じように桜が咲く。それを一番愛して今までやってきたのだから。日本人にとっては、変わるためには「黒船」が必要。
— TODO (@tod0) September 17, 2011
東日本大震災の年だったのだが、この頃には、まだ私も大震災そのものが「黒船」だったということに気付いていなかったようだ。