「がんばることは悪いこと」とはこういう意味だったかも知れない。
私は趣味でピアノを爪弾き、バンドでキーボードを担当している。
その際の課題が、どうしても演奏で力が入ってしまうということだ。
特にバンドでやるときは、周りの音が大きいせいもあり、指も肩もガチガチになり、叩きつけるような弾き方をしてしまう。
そんな状態で指が思うように動くわけもなく、非常に悪い状態であることは分かっているのだが、この「力を抜く」ということが、とても難しい。
プロの素晴らしい演奏、特に美しい音色を出す人は、間違いなく肩に力が入っていない。しかし、我が演奏はというと、それはまあプロとド素人を比べることはおこがましくはあるのだけれど、惨憺たるものである。
どうしたものか? ということでいつものGoogle先生におたずねすることにした。
その結果、
なるほど。「力を抜く」というのはあらゆる分野で課題となっているようである。
そこでふと思い出したのが、一昨日に書いたこのエントリだ。
もしかしたら、ひろさちや氏が言っていた「がんばることは悪いこと」というのは、努力することを否定していたのではなくて、「力を抜きなさい」ということを言っていたのかも知れない。
力を抜くことで何事も上手くいく。
でも、というか、だからこそ、というか、あらゆる分野でこの「力を抜く」ということは一番難しい永遠の課題なのかも知れない。
まず、ピアノに向かった時、「がんばらない」と自分に言い聞かせてみるようにしよう。