稲村ヶ崎の金色の砂浜
昨日は夏休みということで、夕方からカメラと三脚、望遠レンズを持ってでかけた。
目指すは、年に1~2回行く、稲村ヶ崎だ。
江ノ電稲村ヶ崎駅で降りると、海に行く途中にコンビニがある。私はここでいつもビールとつまみを仕入れ、稲村ヶ崎公園に向かう。まだビールがぬるくはならない距離だ。
芝生に座り、三脚をセット。西の方向はちょっと雲が多くて、今日は美しい夕景はムリかなと思った刹那、日没間近の太陽が雲間から顔を出した。
缶ビールを置いて、カメラを構える。
波打ち際が夕日を浴びて、金色に輝く一瞬を撮るためだ。
この金色の輝きが見られるのはほんの数分。
太陽の角度がちょうど良い時に、波に現れて濡れた砂浜に反射した光がこちらの目に入るのだ。
金色の砂浜が色あせてきた時、太陽が顔を出した。すると、うっすらと遠くの薄雲の中から富士の頂きも顔を出した。
何とも不思議な感じの夕日だ。雲が多いので無理と思っていた富士まで見れて、今回はまずまずの収穫だった。
もちろん、芝生に座って海風に吹かれながら飲むビールは、最高であったことは言うまでもない。