「デイジー」のチョン・ジヒョンが良かった。

ここ数日、非常に良く映画を見ている。今年の夏は暑すぎて外に行く気がしないということも理由の一つ。

昨日、Huluで見たのは韓流恋愛映画だ。

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主演は、「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンと、「私の頭の中の消しゴム」のチョン・ウソン

オランダを舞台に、主人公の彼女を愛する二人の男。この二人が、なんと殺し屋と刑事という設定だ。

韓国の恋愛映画は、叙情的でロマンチックなのだが、どこかしらストーリーに工夫があるところが魅力的で、つい見てしまう。

恋愛映画なのに、何故か激しい銃撃戦が出てくるなど、ターゲットが女性向きなのか男性向きなのか、良く分からない部分がある。

多分、両方がターゲットなのだろうし、ハードな部分の描写もストーリーを広げて、ロマンチックな部分をより際立たせるための演出なのだろうけど。

ともあれ、この映画を見て一番感じたのは、やはり主演のチョン・ジヒョンの魅力だろう。

この人の魅力は何だろう?

女っぽい格好よりむしろダボダボのズボン姿が似合うような、いつもスッピンでいるような、そんな雰囲気の女優なのだが、その表情の豊かさ、変化にすごく惹きつけられる。

この映画では、そんな彼女の表情の良さを活かすために、なんと後半では怪我により声が出なくなる設定にしてしまった。声を出せずに切ない感情を訴える彼女の演技は素晴らしかった。

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この人の演技は大袈裟ではない。むしろ、一見ぼーっとしたような表情のところがあるのだが、感情をすごく自然に表現できる、才能のある女優さんだと思う。

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