何故日本では占領政策が成功したのか?

田原総一朗氏のブログで、映画「終戦のエンペラー」の話が書かれていた。

氏は、この映画のプロデューサーである奈良橋陽子氏と対談した中で、奈良橋氏がこう語ったと書いている。

アメリカは、日本以外の国では韓国、ベトナム、アフガン、イラクと、すべての国で占領政策に失敗していて、成功したのは日本だけ。そのことをほとんどのアメリカ人は知らない。だから、なぜ日本では成功したのかということを、アメリカ人に知ってほしかった

私は、この映画を見た時のエントリで、「この映画は、アメリカの観客にはどのように映るのだろう?」と書いたのだが、この一文を読んで、奈良橋氏は、日本人のためにこの映画を作ったのではなく、アメリカの観客のために作ったのだ。ということが分かった。

アメリカの占領政策が尽く失敗していたと言うことも知らなかったが、何故日本では成功したのかということは、この映画のラストシーンを見れば分かる。

何故、日本では成功したのか?

ネタバレはしたくないので、ぜひ映画を見てご判断頂きたい。と思う。

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